「百万塔陀羅尼」に関する問題
この巻物は世界最古の印刷物ではないとする説が提起されています.
(以下 http://lib.ulis.ac.jp/ulis/guide/darani/darani.html より引用)
百万塔は奈良時代に作られた木製三重小塔で,塔身部に陀羅尼経を納めている.この陀羅尼経は,製作年代の明白な印刷物としては,現存する世界最古のものと言われてきた.ところが,1966年,韓国慶州の仏国寺で発見された「無垢浄光大陀羅尼経」が,8世紀前半のものであり,現存する世界最古の印刷物であることが判明した.
(引用終わり)
ほかに,次のURLに類似の記述があるようです.
http://structure.cande.iwate-u.ac.jp/miyamoto/darani.htm
http://www.taniguchi.co.jp/inpaku/genkou/dento2-5.htm
http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/insatu.htm
http://mwr.mediacom.keio.ac.jp/ito/insatsu.html
また,この印刷物は巻物であるが書物といえるか(製本の有無などの書物の定義の問題),770年の日本で100万基の小塔を作り100万部の印刷をなすことができたかどうか疑わしい(証拠ないし記録の問題)という問題も指摘されています.